骨粗しょう症 ①

症状

骨粗しょう症とは、骨の強度(骨密度+骨質)が低下し、骨が弱くなって骨折しやすくなる病気です。他の病気とは違い、特に症状がないのが特徴で、骨折をして気づく場合が多いです。日本には約1280万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴って増加傾向です。

高齢の方になると、つまずいて転倒したり、ベットから滑り落ちてだけではなく、くしゃみや脚を少し捻るなどのちょっとした外力だけで骨折をおこしてしまうこともまれではありません。草むしり後の腰痛が続くとのことで検査をしたら骨折をしていたという症例もありました。

骨折しやすい場所は、背骨(圧迫骨折・あっぱくこっせつ)、手首の骨(撓骨遠位端骨折・とうこつえんいたんこっせつ)、太ももの付け根の骨(大腿骨頸部骨折・だいたいこつけいぶこっせつ)や大腿骨転子部骨折・だいたいこつてんしぶこっせつ)などです。

背中や腰が曲がってきた、背が縮んできたなども骨粗しょう症の症状です。

原因

骨はお肌と一緒で常に新陳代謝をしています。加齢や運動不足などにより、新しい骨を作るバランスが崩れ、骨量、骨質が悪くなってしまいます。女性の場合は、閉経に伴いエストロゲンという骨形成を助けるホルモンが急激に減少することで、骨粗しょう症リスクがぐんっ!と高くなることがわかっており、骨粗しょう症の男女比は1:4ほどです。

早期発見

骨粗しょう症は早期発見、早期治療により予防できる病気です。骨密度、骨質の検査を定期的に行い早期発見に繋げましょう。早期発見早期治療を行うと行わないとでは、交通事故に遭遇した時にシートベルトを着用していたか、いなかったか程の差がでるといわれています。

予防

  • 早期発見、早期治療
  • 不規則な生活をしない(禁煙、アルコールは控えめに)
  • 日光浴をする(天然型ビタミンDの9割は直射日光を浴び皮膚で作られます)
  • 栄養をとる(適量のタンパク質、カルシウム、ビタミン類)
  • 運動をする(牛乳を毎日飲んでる人より牛乳配達を毎日している人の方が骨密度は高い!という冗談があるほど運動をすることが有効です)
  • 転ばないように注意する。

関連記事

  1. 勉強会

  2. 小児整形外科教育研修会

  3. 手術日

  4. 4月より脊椎と上肢(肩・肘・手)の専門外来が始まります

  5. 膝関節研究会

  6. 勉強会

PAGE TOP