ランチ🥢勉強会

今週のランチ勉強会では慢性疼痛について学びました。

“慢性疼痛で最も困っている上位１０部位”　のデーターを見ると、腰27％、肩18％、膝11％、頸9％、頭7％、手指5％、足・踵4％、肘と股関節と大腿が2％ずつとなっていました。

“長期化した痛みと下行性疼痛抑制系神経の機能低下”　についての箇所では、慢性疼痛の病態は複雑で、浸害受容性疼痛、神経障害性疼痛、心因性・ストレス性疼痛が患者さんごとに様々な割合で混在している場合が多くみられ、この混在した侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、心因性ストレス性疼痛が長期化した場合には、生体に備わっている痛みの調節系である下行性疼痛抑制系神経の機能低下をはじめとし、様々な生体機能異常も生じてくることが考えられるとのことでした。

“治療薬”　の箇所では、慢性疼痛には複数の因子が関与してるため、治療においては単一の薬剤で痛みを十分にコントロールすることは困難な場合が少なくなく、複数の薬剤を組み合わせることも必要となってくること。慢性疼痛治療薬の選択においては、有効性に対するエビデンスが確立されていることの他、比較的長期の治療期間を要する場合が多いことや、対象となる患者さんは高齢者が多いこと、薬剤の組み合わせ処方が必要になる場合も多いことなども勘案し、効果と安全性のバランスに十分な配慮が必要とのことでした。

臨床症例の紹介があり、お薬の安全性、副作用、飲み方、効果も学びました。

患者さんの治療に繋げていきます！

2023年の土用の丑の日は明後日7月30日です。そういうわけで今週のランチはうなぎでした😆✨