- 2024年3月5日
- 2024年4月22日
深部組織 筋膜について
筋膜とは全身に広がるネットワークです。 もっとわかりやすく言うと筋膜とは筋肉を包んでる膜で、体全身にはりめぐらされています。 神経や筋繊維、器官とも連結していて第二の骨格ともいわれています。
筋膜の特徴は、浅層と深層があること、感覚受容器が豊富に存在すること、刺激の程度により変化すること、身体の痛みやストレスと密接に関係していることなどが挙げられます。
筋膜は常に中枢神経に持続的に意識・無意識のフィードバックを与えています。
慢性的に深層筋膜が膠着、癒着して引き起こされる問題としては・・・
- 筋膜内で痛覚が高密度化され痛みが発生します。これが慢性化するとトリガーポイント(身体のいろんな場所、筋肉・筋膜・腱・靭帯・骨膜などに形成される痛みや痺れの原因となる部位)が形成され痛みが悪化します。
- 筋膜や筋肉が圧迫され血行が低下します。 慢性的な筋緊張が増加します。
- 筋膜が短縮した状態で固まり関節可動域が低下します。姿勢も悪化。
- 筋肉も短縮した状態で固まります。すると筋出力が低下します。
このような問題が引き起こされてしまった深層筋膜へ、変化をもたらすことを目的にしているのが “リハビリ” です。
リハビリの効能と効果は
- 痛みの軽減・解消
- 姿勢の改善
- 試合前後のコンデイショニング(最高の能力を発揮できるように健康面・精神面・肉体面などから状態を整える)
- 手術後からの早期回復
- 瘢痕組織(切り傷、擦り傷、火傷などが治癒する際に生じる結合組織。セメントの役割をした組織)のスムーズな回復
- 血流の増進
- 関節可動域の改善
- 柔軟性の向上
- 使えていない筋肉の活性化
- 睡眠の質の向上
リハビリにはいろいろな手技があり、今回(2/16金曜日)その中の一つである深部組織について、筋膜リリースについて学びに行きました。
患者さん方との信頼関係をしっかりと構築していき、お一人お一人にあった圧刺激で治療していこうと再認識いたしました。
写真は、勉強会前に食べた中華定食の写真です! 会場の方から近くにある評判の中華のお店を教えていただきました。 元気な中国人の店主で、食べなさい!食べなさい!と言ってご飯は大盛りにしてくださり、お料理も本当に美味しくて、沢山のパワーをいただき勉強会に参加できました! 僕たちも患者さん方を元気にしていきます! 西川、磯辺、菊池、中村