前十字靭帯再建術後のリハビリテーション

10月31日（木）～12月26日（木）Zoomにて開催された、前十字靭帯再建術後のリハビリテーション　～よくある臨床疑問とその解決法～　を受講しました。

術前リハビリテーションの重要性、術後早期3ヶ月（ジョギング開始）のリハビリテーションのポイントやすすめ方、ジョギング開始後からスポーツ復帰までの段階的なトレーニング、スポーツ復帰の基準とアウトカムについて（再受傷予防も含む）、バイオメカニクスに基づく前十字靭帯再建術後の動作評価を学びました。

前十字靭帯（ACL)　損傷は、スポーツによる膝外傷として頻度が高くおこり、バスケットボール、サッカー、バレー、柔道、スキーなどのスポーツでよくおこります。前十字靭帯に負担がかかり傷ついた状態をいいます。

前十字靭帯断裂は、これらのスポーツ中に急な方向転換のタイミングやジャンプの着地などで発生することが多く、前十字靭帯が完全に切れた状態をいいます。

ラクビーやアメフトなどのタックルで靭帯損傷・断裂が生じる場合もあります。

今回のセミナーでは、再建術前の状態として重要なポイントや術後からスポーツ復帰を目指す上での流れ、実際のスポーツで再受傷予防をするための知識など多くのことを学ぶことができました。

今回の学びを活かし、患者さんが望まれるニーズに寄り添い、臨床に励んでまいります。

理学療法士　奥村＆アスレティックトレーナー　山田