- 2025年12月21日
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)要介護、寝たきりになるリスク
『ロコモティブシンドローム』という言葉はご存知ですか?
ロコモティブシンドロームとは、身体運動に関与する組織の機能が低下し、要介護や寝たきりになるリスクが高まった状態のことです。
この背景には、運動器の疾患(変形性関節症、骨粗鬆症、脊柱菅狭窄症など)や、加齢による運動機能不全(筋力低下、関節可動域の制限など)があります。
ロコモチェックは下記のとおりです。
- 片脚立ちで靴下が履けない
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
- 階段を上がるのに手すりが必要である
- 家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
- 2kg程度の買い物をして持ち帰ることが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度)
- 15分くらい続けて歩くことができない
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
いかがですか?
もし1つでも当てはまるものがあればロコモの心配があります。
当てはまるものがあった方は、是非これらの体操を行ってみてください⬇️
・踵上げ
足を肩幅に広げ、踵の上げ下げを行います。出来る方は立位(立った状態)、立位が難しい方は座って行いましょう。片脚を上げると難度が上がりますよ!

・スクワット
脚を肩幅に開きます。椅子に座るようにおしりを後ろに引きながら膝を曲げて、ゆっくりと元に戻します。スクワットも立位が難しい方は椅子に座って行いましょう。
もっと詳しく記載したスクワットのやり方はこちら⇒★


回数はご自身の状態に合わせて無理なく設定してください。他にも色々な体操があります。ご興味がお有りの方は、お気軽にリハビリ室アスレティックトレーナー山田にお声掛けください。
少ない回数でも毎日続けることが大切です。
いつまでも健康な体を目指して、一緒にがんばっていきましょう!
参考:ロコモONLINE
アスレチックトレーナー 山田