- 2022年4月26日
春野菜を食べよう!
- 春は苦味・・・・・・毒消し
- 夏は酸味・・・・・・疲労回復
- 冬は辛味・・・・・・エネルギーを蓄える
- 冬は厚味(油分)・・・・・・身体を温める (※厚味とは味がこってりという意味)
上記は、江戸時代を生きた医師であり儒学者でもある貝原益軒によって書かれた健康で長生きするための養生訓の教えです。
お手軽に使える春野菜をご紹介します✿
・新玉ねぎ・・・春の新玉ねぎは、みずみずしくて肉質が柔らかく、辛味も少ないので生で食べる事をオススメします。水に晒すのはNG(硫化アリルが水に溶けだします)です。村本はスライスした玉ねぎに鰹節と卵黄を加え、ポン酢をかけていただきます。自分でいうのもなんなのですが、さっぱりシャキシャキとした玉ねぎの中に卵黄のとろみとコクがでて鰹の風味も加わり、とっても美味しいです。
※硫化アリルの効果(働き)・・・血液をサラサラにするので高血圧、糖尿病に効果があるといわれています。また、血中のコレステロール値を低下させる作用があるので動脈硬化、心臓病にも効果があるとされています。
・菜の花・・・独特なほろ苦さがあり、お浸し、炒めもの、天ぷら、パスタに合います。
・フキノトウ・・・天ぷら、味噌炒めが定番ですが、みじん切りにしたフキノトウを入れたフキノトウご飯もオススメです。炊きたての熱々ご飯にみじん切りにし塩で軽くもんだフキノトウを混ぜ入れたら出来上がりです。色は落ちてしまいますが、フキノトウとお塩を炊く前に入れ一緒に炊き上げてもOKです。香り高いフキノトウご飯が出来上がります。