• 2026年10月5日
  • 2026年10月4日

院内ランチ勉強会 骨粗鬆症

9月の院内勉強会では、骨粗鬆症治療に用いられる骨形成促進薬について、海外第Ⅲ相試験であるACTIVE試験の結果を中心に学びました。

ACTIVE試験では、投与開始後18か月までの新規椎体骨折発生率は、プラセボ群の4.22%に対し、アバロパラチド群では0.58%と、有意に低い結果が示されました。

また、テリパラチドとアバロパラチドによる骨密度の変化を比較すると、腰椎では投与開始後6か月、12か月の時点でアバロパラチド群の骨密度増加率が有意に高く、18か月では両群間に有意差は認められませんでした。

一方、大腿骨近位部および大腿骨頚部では、6か月、12か月、18か月のいずれの時点においても、アバロパラチド群で骨密度増加率が有意に高いことが示されました。

骨折リスクの高い骨粗鬆症では、患者さん一人ひとりの骨密度や骨折歴、年齢、骨折リスクの高い部位などを総合的に評価し、適切な治療薬を選択することが重要です。今回学んだアバロパラチドの大腿骨近位部や大腿骨頚部に対する骨密度増加効果も、治療薬を選択する際の重要な判断材料の一つになると考えられます。

今回の学びを、今後の骨粗鬆症診療に活かしていきたいと思います。

院長

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