- 2025年2月2日
薬剤関連顎骨壊死について
1月25日(土)宗像臨床アーベントの会で、九州大学病院 歯学分野 顎口腔外科教授 川野真太郎先生のご講演「 薬剤関連顎骨壊死の最新事情 〜何が分かって、何が変わった?〜」を拝聴しました。
顎骨壊死とは、歯の根元の細菌感染等により顎の骨が腐った状態になる病気です。
骨粗鬆症に対して用いられる低用量の骨吸収抑制剤によって顎骨壊死を生じるリスクはとても低いと報告されていますが、ひとたび発症すると難治であるため、予防が大変重要です。
そのためには、骨粗鬆症をおこなう医師、歯科治療をおこなう歯科医師、薬剤を管理する薬剤師による緊密な連携が必須であるとのメッセージを頂きました。
常に医歯薬連携に配慮しながら、骨粗鬆症の治療をおこなっていきたいと思います。 院長