- 2026年6月9日
- 2026年6月7日
肩 肘のスポーツ外傷と障害
先週土曜日の午後は、福岡臨床整形外科医会総会ならびに第412回福岡臨床整形外科医会教育研修会に参加しました。
研修会では、医療法人社団TSOC 東京スポーツ&整形外科クリニック北参道 院長 菅谷啓之先生による『肩肘のスポーツ外傷と障害:外来診療のポイント』と題したご講演を拝聴しました。
講演では、野球選手の投球動作に伴う障害であるSLAP lesion(上方関節唇損傷)、PASTA lesion(腱板関節面部分断裂)、UCL injury(肘関節内側側副靱帯損傷)について、豊富な症例を交えながら詳細にご解説いただきました。
特に印象的だったのは、障害部位だけでなく全身の身体機能を評価することの重要性です。私自身も日頃からその大切さを感じており、大変共感を覚えました。
肩甲上腕関節の外旋可動域、肩甲骨の可動性、さらには胸郭(胸椎・肋骨)の柔軟性の低下が肩関節の求心性の乱れにつながり、さまざまな投球障害を引き起こすことが紹介されました。そして、これらの機能障害を改善しながら、「求心性を整えつつ腱板を機能させる」リハビリテーションの重要性について学ぶことができました。
トップアスリートを含む豊富な症例をご提示いただき、大変わかりやすく、明日からの診療に活かせる有意義な講演でした。
院長
