• 2026年3月8日
  • 2026年3月7日

全身作用型消炎鎮痛貼付剤について

2月末のランチ院内勉強会では、全身作用型の消炎鎮痛貼付剤について学びました。

消炎鎮痛薬を内服すると、胃粘膜への直接作用に加え、血中濃度が急速に高まることで COX-1阻害作用 が強くなり、胃潰瘍などの胃粘膜障害を生じる危険性があります。

一方、近年使用できるようになった全身作用型の消炎鎮痛貼付剤では、胃粘膜に直接作用しないことに加え、血中濃度が緩やかに推移するため、胃の COX-1 をほとんど阻害しないとされています。

そのため、このような経皮吸収型の持続性疼痛治療薬は、従来の内服の消炎鎮痛薬と比較して、胃粘膜障害(胃潰瘍など)のリスクが低いという特徴があります。

今後の診療に役立つ、大変有意義な勉強会でした。ありがとうございました。

院長

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