- 2026年7月1日
骨粗鬆症 ドミノ骨折を防ぐために:院内勉強会
6月のランチ勉強会では、骨形成促進薬を用いた骨粗鬆症治療について学びました。
骨粗鬆症による**ドミノ骨折(骨折の連鎖)**を防ぐためには、骨密度だけでなく骨質も考慮した早期治療が重要です。
ひとたび脊椎椎体骨折を生じると、1年以内に次の骨折が起こるリスクが高くなることが知られています。臨床試験では、骨形成促進薬であるテリパラチドが新たな椎体骨折の発生を抑制することが示されています。さらに、椎体骨折の骨癒合を促進することや、疼痛の軽減、QOL(生活の質)の低下を防ぐ可能性も報告されています。
今回の勉強会では、週1回投与のテリパラチド皮下注射および週2回自己注射製剤について、治療継続率を高めるための工夫や副作用への対応について詳しく学ぶことができました。
今回の学びを、今後の骨粗鬆症診療に活かし、患者さんの骨折予防に役立てていきたいと思います。
院長

